『モチベーション』や『やる気』に頼ってはいけない理由



モチベーション、高いですか?


やる気、ありますか?


今回は、何か行動するとき・しているときなどに言いやすい『モチベーション』『やる気』について、僕なりの考えをお伝えしていきまーす!


そもそも論として、『モチベーション』や『やる気』とは一体何なのでしょうか?


おそらく、ちゃんと説明はできないけど、周りも使っているしフワッとした理解はしているから使っている、という人もいるのではないでしょうか?


では一つ、実験をしてみたいと思います。




それでは、モチベーション、もしくはやる気を出してみましょう!







いかがでしょうか?


モチベーションや、やる気は出たでしょうか?


出そうとした時に、どんな事をしたでしょうか?

  • ふんっ!と力を入れてみた
  • 眉間にシワを寄せてみた
  • 気分を高めてみた

いろいろな方法で、『モチベーション』や『やる気』を出そうとされたかと思います。


でもどうでしょうか?

出たでしょうか?


恐らくですが、ちょっと良く分からないみたいな感じになりませんでしたか?


そうなんですよ、『モチベーション』や『やる気』って、フワッと捉えているので、出し方がよく分からないんですね。


それなのによくあるのがこんなセリフ

『モチベーションが下がっている』
『もっとやる気を出す』



もしくは他人から言われる


『モチベーション高くやろう』
『やる気を出せ』



たぶん、言っている本人もよく分かってないけど、雰囲気的に伝わるだろうと思い、言ってしまうんですよね。


そして僕は、この『モチベーション』や『やる気』に頼って、何かをやろうとしたり、続けようとしたりすることに、疑問をいだいています。


昔、こんなCMがありました。


やる気スイッチ♪
君のはどこにあるんだろう?♪



イメージはこんなスイッチですよね。


しかし、やる気というのは果たして、ONかOFFのような、0か100なのでしょうか?


もし本当にやる気スイッチというものがあるのなら、僕はボリュームのつまみのような、0~100の中で自由に調整できるのではないかと思っています。



モチベーションも、高いか低いと言ってしまうと、何と比べて高いのか低いのかが分かりません。


それよりも、モチベーションの本来の意味でもある、動機や目的意識が分からなくなってしまったと言ったほうが、対処もしやすいですし、相手も相談に乗りやすくなります。


そして何よりも、何か行動をするとき・しているときに、『モチベーション』や『やる気』に頼ってしまうのは、危険です。


なぜならば、『モチベーション』や『やる気』を先頭にしてしまうと

  • モチベーションが高いからやる
  • モチベーションが低いから、今日はやらない
  • やる気に満ち溢れているからやる
  • 今日はやる気がないから進まない

という、自分の行動を良くも悪くも『モチベーション』や『やる気』を言い訳にしてしまいがちです。


本来は、『モチベーション』も『やる気』も自分の行動には関係ないのです。


なぜならば、『モチベーション』も『やる気』も最初に出てくるのではなく、やっているうちに出てくるからです。


モチベーションがあるから始めるのではなく、やっているからモチベーションが高まってくるのです。


やる気があるからやるのではなく、やっているからやる気が出てくるのです。


つまり、『モチベーション』や『やる気』を出すためには、『まず始める』事です。


モチベーションが低かろうが、やる気がなかろうが、やるべきなのであれば『まず始める』

もうこれだけです。


しかし、人間の脳は不思議なもので、やっているうちに楽しくなってきて続けてしまったり、どうしたら効率よく出来るんだろうと考えたりします。


その思考や行動が、『モチベーション』や『やる気』に繋がってきます。


だからこそ『モチベーション』や『やる気』は、先ではなく後に来るのです。


四の五の言う前に、とりあえずやってみる!


考える前に頭と手を動かす!


きっと『モチベーション』も『やる気』も、後から着いてきますよ!


ではまた!

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